介護予防

約80%の人が介護が必要になる現実【介護予防】

2020年2月10日

約80%の人が介護が必要になる現実【介護予防】

みなさん介護予防って言うとどういうイメージを持たれますか?

「高齢者になったらやるもの」とか「みんなで集まって体操」とかそんな感じでしょうか。

今回のテーマは「約80%の人が介護が必要になる現実」ということで、介護予防を取り巻く現状についてお話していきたいと思います。

ほとんどの人が介護が必要になる

ちなみにみなさんの周りに介護が必要な方はいますか?

なんとなく高齢者が増えてきて、介護が必要な人も増えててきたという印象を持っている方も多いと思います。

実は、約8割の人たちが後期高齢期に入る70代半ばくらいから何らかの介護や手助けが必要になると言われています。

これは、高齢者の生活を20数年間追って調査した研究で明らかになったもので、3年ごとに同じ高齢者に同じ質問をして加齢に伴う生活の変化をみてわかった結果です。

この調査によると、まず男性は80歳、90歳まで自立を維持する人が約1割。

70歳になる前に健康を損ねて死亡するか、重度の介助が必要になった人が約2割。

残りの7割は、75歳ころまでは元気で、その後に徐々に自立度が落ちていったという結果になっています。

一方女性では、80歳、90歳まで自立を維持する人はおらず、70歳になる前に健康を損ねて死亡するか、重度の介助が必要になった人が約1割。

実に9割の人たちが、70代半ばから緩やかに衰えて自立度が落ちていったという結果になっています。

これは、男性は脳卒中など疾病によって急速に動けなくなったり、死亡したりする人が多いが、女性は骨や筋力の衰えによる運動機能の低下により、自立度が徐々に落ちていくという傾向があるからだと考えられます。

男女合わせると、約8割の人たちが後期高齢期に入る70代半ばから徐々に衰えはじめ、何らかの助けが必要になることが明らかになっています。

あくまでこの調査から言えることなので、みんながみんなこの調査のようになるわけではありませんが、このような傾向にあるということは他の調査からもわかってきています。

介護にならないために必要なこと

このような現実があるので、これからこの年齢になっていく人たちには、自分自身で予防することを意識して行ってもらわなければいけません。

ただ、本人だけでは足りない部分も出てきてしまうので、やはり周りのサポートも大切になっていきます。

介護が必要になる前の段階で、家族の人ができるサポートとしては主に2つあると考えています。

①衰えないように予防をサポートしていく

何もしないと徐々に衰えていって約8割は介護が必要な状態になってしまいます。

70代半ばをすぎると衰えていくということを前提において、少しでも衰えを緩やかにしていけるように、早く変化に気づいて予防していかなければいけません。

本人だけではその衰えに気づきにくいものなので、周りにいる家族が客観的に見て変化に気づいて、サポートしていくことが大切です。

どんな予防活動があるか、情報を集めて教えてあげるのもいいと思います。

②サポートが必要になったときの準備をする

何も知識がなく、心構えをしていない状態で介護し始めると、うまくサポートできずにかなりのストレスを感じるものです。

大なり小なりいずれは介護が必要になると思って、知識をつけて心構えをしておくことで、サポートが必要になったときにスムーズに対応ができます。

介護予防の必要性

今の現状からさらに高齢化が進むにあたって、介護予防はほとんどの人に必要になっていると考えています。

高齢者の人口が増えて、支える世代の数が減ってくれば、なるべく自立して生きていける期間が長くなることは、本人にとっても家族にとってもよい状況となるからです。

自分の家族のためになにかしたいという方は、まずは自分でサポートできる知識をつけて、介護状態になる前に予防するサポートをしてみてはいかがでしょうか。

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はせがわ もとき

千葉県松戸市を中心にコンディションニングトレーナーとして活動中! 自分自身でカラダを整える「セルフコンディショニング」で、カラダを変える方法を発信しています!

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