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運動が続けられない、三日坊主脱出に必要な継続の5つのポイント

2018年7月30日

運動が続けられない、 三日坊主脱出に必要な継続の5つのポイント (1)

 

運動は継続することで効果が出てきますし、効果が持続していきます。逆に継続しなければ効果もでないし、すぐに元に戻ってしまいます。

ただ、続けることが大事なのはわかっている、でも続けられない。それが本音ですよね。

運動が継続出来ずに挫折した経験がある方は多いのではないでしょうか。

・仕事や家事が忙しくて・・・

・最初は頑張ったけど、途中で息切れ・・・

・結果が出なくて、モチベーション低下・・・

理由は様々でしょう。実は私もその経験者の一人。トレーナーとしてはお恥ずかしい話ですが・・・。

運動は正しく続ければ必ず結果が出てきます。

運動には継続して行うことで、単発で行うよりも高い効果を出すことが出来る特徴があるからです。

今回はみなさんには運動をうまく継続するためのポイントをお伝えしていきます。

 

そもそもなぜ運動は継続が大事?

一般的に運動の効果は2〜3日で消失すると言われています(個人差はあります)

つまり、定期的に運動を行わないと効果が積み上がっていきません。いくら単発で効果的な運動を行っても、その効果を維持・向上させるために効果を積み上げていくには、継続することが必要不可欠となります。

ダイエットのリバウンドは、運動を継続しなかったために起こる良い例です。運動を継続していた期間は、運動の効果で体重が減ったり、見た目が引き締まって見えたりします。

ただ、運動をやめてしまえば、積み重ねてきた効果はどんどんと失われてしまい、体重や見た目も元通りになってしまうのです。

継続期間が長くなれば一度得た効果が元に戻りにくく性質があります。つまり、うまく運動を習慣にできれば、高い効果を安定して出し続けることにつながるでしょう。

運動を継続することは、理想の身体や健康状態を維持させていくためにはとても大事になるわけです。

 

継続する5つのポイント

運動を継続するためにはいくつかのポイントがあります。運動というよりは、何かを継続するためのポイントと言ってもいいかもしれません。

人が継続をするにはそのための環境を正しく作っていくことが大切で、ポイントを踏まえて行っていくことで環境を整えることができます。

運動を継続するにしても、ただがむしゃらに行ってもなかなか継続できません。それは継続できないあなたが一番よく分かっていることでしょう。

ひと時のやる気だけに頼ってしまっては、なかなか継続にはたどり着けません。

はせがわ
はせがわ

ここから5つのポイントを紹介していきます

1つのことに集中する

あまり多くのことを一気に継続しようと思うと、意志の力を多く消費することになり疲れて続かなくなってしまいます。

仕事や家事など他の生活もある中で、その他のことに力を使うことは容易なことではないからです。

まずは、継続する項目を絞り込みましょう。それでも複数ある場合には優先順位をつけるといいでしょう。その中で1つのことから継続していきます。

ひとまず1ヵ月。そこから3ヵ月あたりまで続けて定着具合を確認します。そこでほぼ意志を使わずに、日常の一部としてできていたら習慣となっていると考えてよいでしょう。

ここまできたら、次に継続したい項目がある人はそれに移りましょう。

 

頑張りすぎない

意気込んでしまうとついつい頑張りすぎてしまう方がほとんどです。

「三日坊主」という言葉もあるように、最初に頑張りすぎてしまうと、続けることが苦痛になってしまってやめてしまうケースにつながりやすいからです。

継続にはこの苦痛の感情をどう作らないかがポイントになってきます。忙しい日々を過ごしている人ほど、日々の生活にも調子の波があり、頑張り続けることが難しくなってきます。

継続には力を抜いて、リラックスして臨めるくらいがちょうどいいのです。

 

まずは定着させることを目標にする

最初は成果を出そうとせずに、定着させることを目標にしましょう。

最初から効果を求めようとすると、頑張りすぎにつながり、三日坊主で終わってしまうからです。

苦痛の感情を作らないためにも、最初は少し物足りないくらいで続けることをオススメします。

物足りないくらいで継続出来てくると、徐々に「もうちょっとやりたい」という感情が生まれてきます。その感情を保ちながら少しずつ量や頻度を増やしていくことが、快感につながっていきます。

この「できる感情」が生まれてくれば、継続することが楽しくなってもうこっちのものですね!

定着の目安は3週間続けること。それが3ヵ月続けば習慣になります。

 

楽しい感情と結びつける

継続していることと楽しい・心地良いという感情を結びつけると良いです。

人は楽しいことや心地よいことに対しては、自然と続けたいという気持ちが起こるからです。

例えば好きな音楽を聴きながら運動するというのもその一つの方法です。お気に入りの曲を運動している時だけに聴くなど決めておくとさらに効果的です。

私がパーソナルトレーニングを行う時にも、お客様に好きな曲を確認してかけるようにしています。他にも好きなトレーニングウエアを着るなども良いでしょう。

 

パートナーを作る

一緒に取り組むパートナーがいることは継続にとっては非常に効果的です。

お互いに刺激しないながら取り組むことが出来るので、楽しく続けられますし、悩みなどを共有できることも大きなメリットになるからです。

例えば、パーソナルトレーニングで結果が出やすいのには、トレーナーがパートナーとなって運動の継続をサポートできるということが理由の1つにあります。

パーソナルトレーナーと一緒にトレーニングするということは、一人でやるよりもモチベーションの維持が出来、継続しやすいという環境を整えることができるのです。

一緒に運動する人がなかなか作れないという人は、自身の運動の経過をSNSなどで共有することもいいでしょう。

Twitterではダイエットのアカウントがあって、自身の活動記録を報告して、お互いにモチベーションを高め合っているやり取りも見かけます。

お互いに刺激しあったり、悩みを共有しあったりできるパートナーは、継続の強力な味方になるでしょう。

 

ここまで、運動を継続するための5つのポイントを紹介していきました。

おそらく、なんとなくわかっていたり、当たり前だったりするような内容だったと思います。でも、継続できない人はその当たり前のことが出来ていない場合が多いのです。

当たり前のことは、出来ていると思い込んでいることが多くあります。なかなか運動が継続できないという方は、紹介したポイントと現状に差がないかを確認してみてください。

 

まずは物足りないを続けること!

運動の効果を維持・向上させていくには継続することが必要です。

日々の運動効果の積み重ねが効果を高めることにつながり、効果が落ちにくい身体を作っていくからです。

しかし、最初に頑張り過ぎて燃え尽きてしまう人やいくら頑張ってもなかなか効果が見えずに諦めてしまう人も多いでしょう。

それは、結果ばかりに目がいってしまい、継続するということにポイントを置いていない場合が多いからです。

運動の効果を一時的なものだけにするのは、非常にもったいないと思っています。

まずは、運動が定着するように物足りないくらいの運動を続けてみるとをオススメします。きつくするのは後からいくらでも出来ます。

「0(何もやらない)」よりは「0.1(少しでも何かやる)」でもいいので継続して積み上げていくことが大切です。

 

以上、「運動が続けられない、三日坊主脱出に必要な継続の5つのポイント」でした。

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