睡眠

夜なかなか寝つけない方へ、スッと寝つけるコツとは?

2018年8月22日

 

「布団に入ってからなかなか眠れない」

こんな経験をしたことがある方はたくさんいるのではないでしょうか。

貴重な睡眠時間なのに、スッと寝つけないのは何だかもったいないですよね。

なかなか寝つけない方の多くは、寝る前に問題があります。

その問題を改善していくことで、スムーズに眠ることができます。

睡眠の効果を高めるためにもスッと眠れることは重要ですので、寝つきに関してお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

 

なぜ寝つけないのか?

寝る前の環境が整っていないことが大きな原因です。

言い換えれば、寝るまでにどのような行動をとっていたかによって寝つきが変わってきます。

この後に紹介する寝つきのコツは、いわば寝る前の環境を整えるために行うことを簡単にまとめたものになります。

 

寝つきが良くなるとどんなメリットがある?

効果的に身体や脳を休めることが出来る

布団に入っている時間と実際に寝ている時間をほぼ同じ時間にすることで、効率よく体や脳を休めることが出来ます。

布団に入ってもなかなか寝つけないという方は、眠れずに活動もしていないもったいない時間を過ごしていることになります。

また、布団に入ればすぐ眠れるという癖がつくことで、身体が眠ることに慣れていきます。

そうなると、ノンレム睡眠への導入時間が短くなり、身体と脳を急速に回復させることができます。

 

余計なストレスを感じなくてよい

寝つけないことがストレスになってしまうと、余計なストレスを増やしてしまいます。

布団の中に入ると、考えなくていいことまで考えて、目が覚めてしまうという経験をしたことがある方も多いと思います。

これが毎日となるとかなりのストレスですよね。

すぐに寝つけるということは、余計なストレスを感じる時間をなくしてくれる役割もあります。

 

寝つきが良くなるコツ

寝る前はスマホやテレビを見ない

眠る前に強い光を浴びることで、体内時計が狂ってしまい、寝つきが悪くなってしまいます。

スマホやテレビの発するブルーライトは、日光と同じような性質をもっており、網膜を強く刺激してしまいます。

そのため、夜遅くまでスマホやテレビを見てしまうと、睡眠にも影響が出てきてしまうわけです。

睡眠の1時間前には強い光を浴びないように工夫しましょう。

 

寝る前に軽いストレッチを行う

ストレッチには血行を良くしたり、気持ちをリラックスさせたりする効果があります。

血行を良くすることは、入眠の際の深部体温を下げやすくし、寝つきを良くしてくれます。

気持ちをリラックスすることで、睡眠への心の準備を行うこともできます。

ヒーリング音楽などを聴きながら行うとより効果的でしょう。

 

寝る前に悩みやイライラを書き出す

布団の中で色々と考えてしまう人は、布団に入る前にその気持ちを整理しておくといいでしょう。

白紙やメモ用紙とペンを用意して、いま頭にあるモヤモヤを書き出していきます。

どんなことでもいいので、とにかく頭に残っていることを書き出しましょう。

書き終わったら、布団に気持ちをもっていかないように、「おしまい」と口に出してしっかりと区切りをつけます。

気持ちを切り替えるためにも、口に出すことは大切です。

 

寝るときだけ布団に入る

ついつい布団でゴロゴロしてしまう人も多いと思いますが、布団に入るときは寝るときだけと決めておくことで、睡眠への意識付けが高まります。

寝室やベット周りには余計なものは持ち込まないことも大切です。

飲食類やスマホなども極力持ち込まないようにしましょう。

布団に入っても眠れない場合は、思い切って布団から出てみましょう。

先ほどのストレッチをしたり、ホットミルクやハーブティーなど安眠効果のある飲み物を飲んだりして眠くなったらまた布団に入るようにしると良いです。

 

眠りに良い香りをかぐ

ラベンダーやヒノキ、スギの香りが睡眠に効果的だと言われています。

医療機関や介護施設でも使われることがあるほど、その効果が実証されてきています。

アロマオイルとして市販でも手軽に手に入れることが出来るので、試してみるのもいいでしょう。

 

まとめ

寝つきを良くするには、生活の環境を見直していくことが重要です。

一つ一つの環境のズレが、睡眠に影響を及ぼしていると考えましょう。

毎日行う睡眠ですから、良好に行えれば生活自体も大きく変化をしていきます。

何か1つでも試せそうなことがあれば、ぜひ実践してみてください。

 

以上、「夜なかなか寝つけない方へ、スッと寝つけるコツとは?」でした。

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