
パーソナルトレーニングはきついとか辛いイメージがある

理想の体を手に入れたいけど、きついのに耐えられるか・・・
パーソナルトレーニングは、きついトレーニングを行って、食事制限が辛くて・・・なんてイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
きついや辛さを感じると続けたくないという気持ちになり、失敗の原因となります。
パーソナルトレーニングは、きつい・辛いという感情が生まれやすいサービスです。なぜかというと、体を変えるために、今までの習慣を変えなければならないからです。
- 今までやらなくてもよかったトレーニングを忙しい日々の中でやらなくてはいけない。
- 今まで自由に食べれたものが、自由に食べれなくなってしまう。
このような今まで習慣を変える幅が大きいほど、きつさや辛さも同じだけ大きくなります。なんだか想像するだけで、きついし辛いなと感じますよね。
でも、パーソナルトレーニングに限らず、独自で体づくりに取り組んだことのある方は、この気持ちが生まれて挫折したことのある方も多いのではないかと思います。
これが一人だけで行うダイエットなら、簡単にリタイヤしていると思いますが、そこを継続へと導くのがパーソナルトレーニングです。
一人では耐えられなくなることも、トレーナーが最後まで頑張ることができるようにサポートをします。
だから、きつさや辛さがあっても何とか続けられたという人も多いんですね。ただ、パーソナルトレーニングでも、きつさや辛さでリタイヤした人がいるのも事実です。
では、具体的にどんなことがきつさ・辛さにつながったのかを解説していきます。
もくじ
きつい・辛いかどうかは人それぞれの感じ方で差が大きい
まず知っておいてほしいことが、パーソナルトレーニングをきつい・辛いと感じるかどうかは個人差が大きいということです。
なぜかというと、「それぞれの期待値や経験値に対して実際はどうだったか」できついとかきつくないとか判断するからです。
きつくないと感じた方は、大体がこのように感想を話しています。元々内容について聞いていて、自分の中できついイメージが出来上がっているパターンが多いですね。
逆にきついと感じた人は、内容などはイメージせずに、良い効果がでるという部分だけに目がいってしまうパターンで失敗してることがよくあります。
確かに結果は出るんだけど、内容を理解せずに通ってしまうと後悔する人も多いようですね。
2つに共通するのは「思っていたより」という部分です。最初に持っているイメージみたいなものがきつさや辛さを感じるのに大きく影響してくるんです。
また、今までの運動歴や生活習慣など経験したことによっても、きつさ・辛さの感じ方は変わってきます。
運動経験の全くない方や生活習慣が大きく乱れている方は、修正の幅も大きくなるため、きつさや辛さを感じやすくなります。
逆にある程度運動経験のある方や生活習慣に気を使っている人なら、修正の幅も狭くなるので、きつさや辛さを感じにくくなります。
きつさや辛さを感じるパターンがある
きついや辛いと感じてしまう人にもいくつかのパターンが存在します。
途中でパーソナルトレーニングをやめてしまった方の感想やインターネットでのきつい・辛いと思った方の感想など見ると、大体が同じような傾向の感想になっていたからです。
ここでは、4つのパターンに分けて説明していきます。
トレーニングで追い込む・トレーニングがきつい
トレーニングで追い込まれて、トレーニング自体がきつい・辛いと感じてしまったパターンです。
確かにパーソナルトレーニングでは、もう無理だと思ったところから、トレーナーが補助に入ってトレーニングを続行する方法があります。
これがいわゆる「追い込む」ということです。
ただ、トレーニングの経験がほとんどない方は、追い込むまでのトレーニングを行わなくとも筋肉はつきます。なので、通って最初の方は追い込む必要はほとんどないといえます。
もちろん、筋トレ経験豊富な方やアスリートがよりトレーニングの効果を出していくためには、追い込むくらいハードなトレーニングも必要です。
追い込まれてハードにトレーニングしている部分を切り取られてしまうので誤解されがちですが、最初からハードに追い込むようなことはないでしょう(トレーナーにより様々な考え方はありますので、100%ではないですが)
追い込まなくても正しいフォームで行えば、軽い負荷でも意外ときついし、効果も出ます(これを追い込んでいると勘違いしてしまう方もいるかもしれませんが)
始めたばかりはそのあとの筋肉痛もで苦しむ場合も
トレーニング自体ではないですが、慣れないうちは筋肉痛に苦しむ方も多いです。
トレーニング翌日に体が痛くて思うように動けない経験をしてしまい、きつさや辛さを感じてしまうからです。
これは、トレーニング習慣の有無で、きつさや辛さを感じるかどうかが変わってくる部分でもあります。全くトレーニング経験のない方は、より辛さを感じてしまいますね。
トレーナーにも言われるかもしれませんが、入浴やストレッチを行っていれば多少緩和できる可能性もあるでしょう。
トレーニングを始めたばかりは必ずと言っていいほど通る道ですので、なるべくひどくならないようなケアをトレーナーに聞いておきましょう。
食事制限に耐えられない
次は食事制限がネックになるパターンです。ここできつさや辛さを感じる人が一番多いと思います。
食は人間の三大欲求の一つであるため、食生活がガラッと変わって欲求が満たされなくなれば、きつさや辛さをより感じやすくなるからです。
特に食べるのが好き、外食がほとんど、飲み会が頻繁という方には、一番高いハードルになってしまう部分となるでしょう。
食事制限といっても、やり方は様々で、
- 糖質オールカット
- 糖質制限
- 食事管理 など
が代表的です。その種類によっても、きつさや辛さは大きく変わってきます。
自分が興味のあるパーソナルトレーニングは、食事面のサポートにどのような特徴があるのかを前もってしっかりと確認しておきましょう。
成果が思うように出ない
成果が思うように出ないことに対してきつさや辛さを感じるパターンもあります。
やはり何かしらの成果を求めてきているので、成果が出なきことがストレスに感じてしまうからです。
成果の出方は個人差があるため、初めから調子が良い方もいれば、あとから急激に成果が出始める人もいます。
すぐに成果が出ない場合もあるので、あまり気にしすぎるのもストレスになってしまうだけです。
また、1日や2日で体が大きく変化することはなく、体重1~2kgであれば図るタイミングや食べたものなどですぐに上下します(誤差のようなものです)
結果ばかり気にしてしまいがちだという方は、体を変えるということは時間が必要だという考え方を持つことが大切です。
トレーナーとの相性が合わない
前に出た3つは、パーソナルトレーニングではなく、自己流で行ったダイエットなどでも起こるきつさや辛さでした。
このトレーナーとの相性に関しては、パーソナルトレーニング特有の部分になります。
人間同士なので、性格や人柄など合う合わないは出てしまうものです。パーソナルトレーニングは、マンツーマンなので、特にそれを感じやすい環境になります。
サービス内容と全く別の場所でストレスを抱えてしまっては、続けるのも嫌になってしまいます。
我慢して精神的につらくなるのなら、トレーナーを変えてもらうよう相談してみましょう。
逆にトレーナーとの相性がいいと、どんどん楽しくなって、また来たいというモチベーションにつながる方も多いです(本来はこちらがほとんどだとは思いますが)
大きくはこの4つのパターンできつい・辛いと感じる方が多いようです。
どんなことをやるのか確認しておいて心の準備をしておくこと
通う前にある程度の心の準備ができていれば、きつさや辛さも感じにくくなります。
なぜなら、先ほどのきつさや辛さを感じるパターンの中でも多いのが、トレーニングや食事制限の部分であり、この2つは「こういうことが待ち受けているだろう」と予測ができていれば、思ったよりきつくなかったと感じやすくなるからです。
例えば食事で考えてみると、毎日ご飯大盛り食べていた人が、何も知らぬままパーソナルトレーニングに通うことになり、いきなり糖質カット。多大なきつさや辛さを感じることが想像できるでしょう。
特に今の例のように、急激な変化はきつさや辛さをより感じやすくなってしまいます。
誰だって今のまま生きる方が楽ですし、人は変化を嫌います。
実際に糖質カットになるという心構えができていれば、覚悟もできますし、人によっては通う前に食事などは少し気を使っておこうかなと思う場合もあるでしょう。
そうすれば、変化量も小さくなり、よりきつさや辛さも感じにくくなるはずです。
ただ、トレーナーもプロですから、あなたの運動歴や生活習慣を見て、きつさや辛さが極端に出ないように調整して進めるはずですので、安心してください。
ただし、目標が極端に高い(例:2か月で20kg落としたい)場合は、メニューをきつくするしかなくなってしまいますので、注意が必要です。
目標は、きつさ・辛さも考えて、トレーナーと相談しながら決めるのがよいでしょう。
まとめ
パーソナルトレーニングのきつさや辛さは、基本的には今までの生活習慣との変化量で決まります。
今までの生活サイクルを変えるわけですから、辛いのも当たり前といえば当たり前なのかもしれません。
でも、慣れれば変化に対するきつさや辛さはなくなってくるでしょう。最初のきつさや辛さもトレーナーがサポートしてくれれば、乗り越えられる場合も多いです。
体を変えるということは、ライフスタイルや考え方を変えなければ、うまくいきません。そこに柔軟に対応できるかがカギになってきます。
なので、絶対にこうじゃなきゃいけないというのもありません。
パーソナルトレーニングのきつさや辛さを少なくしたいと考えている方は、今の生活習慣を少しずつでも変化させていく準備をしていくといいかもしれません。
以上、「パーソナルトレーニングのきつい・辛いは本当?」でした。
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