「なんだかだるい」
「最近疲れやすい」
「突然頭がくらっとする」
このようなことを日々感じている方は、貧血が影響してる可能性があります。
意外と日々感じている方が多いかもしれませんね。
女性は貧血になりやすいため、特に注意が必要です。
気になっているという方は、このあとの記事を読んでみてください。
貧血とは
血液内のヘモグロビンが少なくなり、酸素が不足してしまう状態のことです。
主に鉄分が不足したために起こる鉄欠乏性貧血で、貧血の70~80%がこれにあたると言われています。
特に女性は、月経や過度なダイエット、授乳などによって鉄分が失われやすくなっています。
貧血の症状
- 肩こり
- 頭痛
- 体のだるさ
- 疲れやすい
- 動悸がする
- 朝なかなかな起きられない
一般的には、このような症状が出ます。
貧血だけではなく、他の原因とセットになって症状を起こすことが多いです。
貧血に低血圧状態が加わると、めまいやふらつきなどが多くなります。
貧血の原因
体内の鉄分不足が最大の原因です。
鉄分が不足する要因として、
- 食事から必要な鉄分が摂取できていない
- 過度なダイエットなどで、栄養バランスが崩れている
- 成長期で鉄分を大量に消費している
- 妊娠や授乳で鉄分を大量に消費している
- 月経で大量に鉄分が失われてしまう
などがあげられます。
特に大量に鉄分が失われてしまう時期には、その分の鉄分を補うことが重要です。
対処法
食事から鉄分をしっかりと摂取する
まずは、食事で鉄分を十分に摂取できるようにしていきましょう。
鉄分には、肉や魚に含まれる「ヘム鉄」と緑黄色野菜や海藻に含まれる「非ヘム鉄」があります。
2つには体内への吸収率の違いがあり、ヘム鉄は摂取量の15~25%、非ヘム鉄は摂取量の2~5%となっています。
ただし、非ヘム鉄もビタミンCや動物性たんぱく質と一緒に摂取すると、吸収率が高まります。
基本的には、ヘム鉄の摂取を積極的に行い、非ヘム鉄もうまく組み合わせながらバランスよく鉄分を摂取することが大切です。
食事のバランスを整える
- 食事が偏っている
- 食事を抜くことが多い
- 食事量が極端に少ない
このような食事をしていると、鉄分だけでなく、その他の栄養素も不足してしまい、貧血を起こしやすくなってしまいます。
短期間での急激なダイエットでは、このような食事になりやすいので注意が必要です。
健康に理想のスタイルをずっと維持するためにも、しっかり食べて長い目で見た身体づくりをオススメします。
バランスの良い食事の情報はコチラ
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食事中のコーヒーや紅茶、緑茶の摂取は控える
鉄分と結合して吸収を悪くするタンニンが含まれています。
食事中や食後すぐに飲むのは控えた方がいいでしょう。
まとめ
貧血には、日々の食生活が大きく関わっています。
特にこれから妊娠や出産、育児を控える女性にとって貧血は避けて通れないものです。
そのときになってからではなく、いまから準備をしておくことが大切です。
もちろん、いま妊娠中の方や子育て中の方もいまからスタートしても遅くはありません。
元気に日々を過ごすためにも、一度食生活を見直してみてはいかがでしょうか。
以上、「ダイエット中の女性に多い、貧血の対処法」でした。